コンタクトレンズのカーブ



コンタクトレンズの処方箋などを見ると、「BC」とか「P」とかよくわからないローマ字が並んでいますよね?

今回は「BC」について述べていきます。

「BC」とはベースカーブのことで、コンタクトレンズの曲率半径のことをいいます。例えば1DAYアキュビューだと

9.00 -3.00 14.2

というような数字が羅列されるのですが、最初の9.00がベースカーブです。専門家は小数点を省略して900と言うことが多いのですが、実際は9.00mmです。ようするに、9.00mmの半径を持ったカーブです。

ただし、コンタクトレンズはいくつものカーブを持っているため、中心部がというただし書きが付きます。1DAYアキュビューのようなソフトコンタクトレンズでは、カーブの種類は2・3種類です。長期間使う従来のソフトレンズでも、せいぜい5種類ほどのカーブしかありません。

それとは逆にハードコンタクトレンズは、ものすごい種類のカーブがあります。というのも、ソフトコンタクトレンズはアバウトなコンタクトレンズのため、カーブのピッチが0.30mmピッチが一般的なのですが、ハードコンタクトレンズの場合、0.05mmか0.10mmピッチとなりますので、その分種類が多くなるのです。

コンタクトレンズは瞬きするたびに動きます。あまり動かないソフトレンズでも1mm前後の動きがあります。光学的には全く動かないほうが良いのですが、そうすると眼球を圧迫して酸欠や障害が起きる可能性が高くなります。そのため、アバウトなソフトコンタクトレンズでも、専門家によるフィッティングが重要です。

また、周辺カーブの設計や素材の特徴が個々のレンズで異なるため、カーブの数値が同じだからといって、うまくフィットするとも限りません。