コンタクトと乱視1



コンタクトを購入する前の予備検査で

「少し乱視がありますね~」

こう言われるとなにか悪い疾患があるのではと思う人も少なからずいます。

けれど安心してください。ほとんどの人に少なからず乱視はあります。今回は、乱視について述べていきます。

まず、乱視とはなんでしょう?

逆に乱視のない目の状態を把握したほうが早いかもしれません。乱視のない目とは、外から入った光が目のあらゆるところを通って一点に合う目のことをいいます。網膜より前なら近視、理論上、網膜の後ろなら遠視、網膜上なら正視といい、俗に言う目の良い人です。

小学生のころに虫眼鏡で焦点を小さくして、黒い紙を焼いたりしたことありませんか?そのとき、焦点が一番小さい状態で一番燃えますよね?そのイメージです。

これはレンズが球と同じ半径を持っているから光が点として合うのです。(実際は収差というものがありますが)

じつは人間の黒目は縦径より横径のほうが長いので、正面から見ると円ではなく楕円なんです。ボールで言うとラグビーボールをイメージするとよいでしょう。すると、縦のほうがカーブがきつく横のカーブが緩やかですよね?

外から入ってきた光は、まず縦方向で合掌して、その後方で横からの光が合掌します。この場合、点としてではなく線として合います。だから、乱視の場合には焦点といわず焦線というのです。

結局乱視の場合には、2つの焦線ができます。この中間に焦点ほどは絞れてないけど、一番ピントの合う円ができます。これを最小錯乱円といいます。

~つづく~