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コンタクトレンズと水泳2



ソフトコンタクトレンズの場合はどうでしょう?じつは色々と実験をしたことがあります。

プールでははずれるどころか吸着します。これは、浸透圧によるものです。

みなさんも理科の実験でやったことがあると思いますが、濃度の違う液体が隣り合った場合、低濃度のほうが高濃度の方へ移動しますよね?

コンタクトレンズは目という生体にフィットしていて、眼の表面を潤している涙は生理食塩水とほぼ同じ0.9%の塩分濃度です。(血液も同様)

そのため、真水が入るとはずれる方向にではなく吸着する方向に作用します。ですので、よっぽどの圧力で水が侵入しない限りは紛失することはありません。

けれども、コンタクトレンズをつけた状態で水の中で目を開けても、裸眼の視力に戻るだけです。というのも、コンタクトレンズと水が一体化して、プールの形のレンズになるため、コンタクトレンズ自体の光の屈折力が失われるからです。

ゴーグルをするとどうでしょう。これはしっかり見ることができます。ただ、やはり怖いのは塩素がレンズに吸着することによるトラブル。レンズ自体が塩素に十分に耐えられるようにつくってないため、硬さが変わって機械的摩擦を起こしたり、塩素の蓄積により角膜が刺激をうけて炎症を起こす可能性があります。

そのため、使用しないに越したことはありません。 というより、基本的には使用は不可ということになっています。万が一使用する場合には、くれぐれも自己責任でご使用ください。

~つづく~